労働組合役員
ろうどうくみあいやくいん(労働組合の設立と運営)
意味 組合の代表者
労働組合役員とは?
労働組合役員は、労働組合の運営や意思決定を担う代表者のことです。組合員の選挙で選ばれ、組合の方針決定や会社側との交渉などの重要な役割を果たします。
労働組合役員の具体的な使い方
「新しく選出された労働組合役員が、会社側と賃上げ交渉を行うことになりました。」 労働組合の代表者が経営陣と給与交渉を行う状況を表した文です。組合員の利益を守るため、役員が交渉の主体となることを示しています。
労働組合役員に関するよくある質問
Q.役員の任期はどのくらいですか?
A.労働組合役員の任期は、各組合の規約で定められています。一般的には1年から2年程度が多いですが、組合によって異なります。また、再任を認めているケースも多く、連続して役員を務める人もいます。具体的な任期や再任の可否については、各組合の規約を確認する必要があります。
Q.役員は有給で活動するのですか?
A.多くの場合、労働組合役員は無給のボランティアとして活動します。ただし、大規模な組合では専従役員(組合活動に専念する有給の役員)を置くこともあります。また、役員活動に伴う実費(交通費など)は組合から支給されることが一般的です。具体的な待遇は組合の規模や財政状況によって異なります。
Q.役員になると会社から不利益を受けますか?
A.労働組合法により、労働者が組合役員になったことを理由に解雇や不利益な取り扱いをすることは禁止されています。ただし、役員としての活動が過度に業務に支障をきたす場合や、違法行為を伴う場合は別です。正当な組合活動を理由に不利益を受けた場合は、労働委員会に救済を申し立てることができます。一方で、役員は組合員の利益と会社の利益のバランスを取る難しい立場にあることも事実です。
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